風景アルバム/クラスマッチアイス販売事件

Last-modified: Sun, 04 Jul 2021 23:54:29 JST (1047d)
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某生徒が外部で購入したアイスクリームを学校側に無断でクラスマッチの際に販売した事件。コロナ禍ということもあり、衛生的にもあまり良くないと思われる。今後はきちんと許可をとった上で販売して欲しい。某先生は犯罪行為と言及した。

 

本記事では、本記事をめぐる騒動についても記載する。

 

本問題を考える Edit

 

学校で食品を販売する例として、四高祭における飲食模擬店販売がある。これについての詳細な説明は四高Wikiの四高祭の記事に任せるが、簡潔に言えば展示を主催するクラスの生徒が食品(焼きそばなど)をつくり、生徒などに有償で販売するものだ。展示の会計は生徒会執行部に報告し、その展示で発生した利益は実際に支出した経費を引いた金額(純利益)を全て生徒会執行部に納めることとなっている。

 

これを行う際、そのクラスの担任教諭の許可は当然として、生徒会執行部、生徒会顧問(執行部と顧問は別の許可)、教務室といった学校内の組織の許可、及び販売を行う場所を管轄する地方自治体の保健衛生機関(ほとんどの場合は四日市保健所)の許可が必要となる。学校内での許可は、クラスの展示を代表する者及びクラスの担任教諭の連名による企画書を生徒会執行部に提出し、生徒会執行部→生徒会顧問→教務室という順で許可を得ることとなる(許可が得られない場合はその時点でクラスの展示の代表者に再提出を求める)。保健衛生機関の許可についてはその機関の指示する通りに従うべきであるため、その詳細についてはここでは言及しない。

 

ここで注目すべきは、「展示を主催するクラスの生徒が食品(焼きそばなど)をつくり」という、食品取り扱いの部分である。四高祭の飲食模擬店販売では、販売者たるクラス(の生徒)が調理などの食品取り扱いを行う。では、今回のアイス販売ではそうした食品取り扱いはあったのだろうか。実際に販売されていたアイスを購入した生徒によれば、販売されていたアイスは一般的な棒アイスであり、1本ずつ包装されていたという。販売を行った生徒がアイスをつくりそれを包装したという可能性もあるにはあるが極めて低く、アイス販売を商業的に行う企業が包装した、つまりすでに包装されてスーパーなどで販売されていたものを購入しそれを生徒が転売したと考えるのが自然だろう。

 

次に、この記事で書くべき範囲を超えるかもしれないが、コロナ禍の現状における四高祭の食品のあり方について考える。新型コロナウイルス感染症が拡大している今、食品を介した感染の連鎖(クラスター)の発生は防ぐべきであろう。そんな中、2020年度四高祭で飲食模擬店が禁止されたことを踏まえ、2021年度四高祭では食品取り扱いを伴わない展示を許可する方向となっている。つまり食品取り扱いを伴わない、例えばすでに包装されているものを販売するような展示を許可するということである。また、現時点ではこうした展示においては上で述べたような保健衛生機関の許可を必要としないという。言い換えれば、包装済みであれば食品を販売してもよいということである。当然ながら、学校内の許可は必要である。

 

上記を踏まえた上で、改めて今回のアイス販売について考える。今回のアイス販売は、四高祭という学校公式のイベントにおける食品販売の許可の基準「食品取り扱いを伴わない」ものであった。学校内の許可を得ず、会計の報告をせず、純利益を生徒会執行部に納めないという明らかな問題点がある。

 

また、ここで販売されていたアイスが熱中症対策になっていたという意見もある。環境省の発表をもとにした四日市市のクラスマッチ1日目(6月30日9:00~13:00)のWBGT(湿球黒球温度)の平均は25.44℃。日本スポーツ協会の運動に関する指針によれば、WBGTが25℃~28℃の時は「警戒(積極的に休憩)」であり、「熱中症の危険が増すので、積極的に休憩をとり適宜、水分・塩分を補給する。激しい運動では、30分おきくらいに休憩をとる。」とされる。校内には自動販売機もあり水分補給の機会はあるとしても、やはり温度の低いアイスが熱中症の予防にある程度の効果があったことは否定できないだろう。一概にアイス販売=悪、とも言いきれないわけである。

 

結論として、今回のアイス販売は学校内の許可を得ていないなど多くの問題はあったものの、衛生上大きな問題があったとは考えにくく、熱中症の予防にある程度寄与していたとも考えられる。

 

今後同様の事例において参考とすべきだろう。

主な問題点 (順不同) Edit

 

・無許可での転売であった点

 

・収益が販売者個人の懐に入っていた点

 

・現金による商品受け渡しが行われていた点

 

・保冷をはじめとする商品管理がずさんだった点

 

・販売者の裁量で売値が変わり、平等性が保障されていなかった点

 

など

 

本記事をめぐる騒動 Edit

 

クラスマッチ販売事件を取り上げ、「とある生徒がクラスマッチ中にアイスを販売した事件。」と編集した後に、「しょうもない」という一言が何者かによって足されており、

 

それに対して"編集者が行動もしくは個人を指して「しょうもない」と書いた"と勘違いしたであろう人物が、「『しょうもない』という言葉は誹謗中傷に当たる」「このような事例は四高wikiにそぐわない」とページの削除を要求した。本文は以下の通り。

 

とある生徒がクラスマッチ中にアイスを販売した事件。

あとは編集頼んだ()

しょうもない

これって誰が書いてるんですか?

別に問題になってないことを事件として書く必要はないですよね。しかも「しょうもない」って誹謗中傷にあたりませんか?

この四高wikiは間接的に悪口を言うような場ではなく、外部の人や新入生が四高というものを知ったり、卒業生が懐かしむためにあると思っています。

こういったルールを守れない人の書き込みがあるようでしたらページの削除や四高wiki全体の削除は免れないと思います。

もし、この考えに著者が賛同してくださったらこのページを削除してほしいと思います。

 

この事件に対し、「しょうもない」という一言を書き込んだ人物に対する憶測が飛び交い、更には「個人に対する『しょうもない』という単語自体が誹謗中傷に当たらない」という見解を示す人物もいる。

 

現在、初めの編集者と「しょうもない」を書き足した人物は異なること、事件の当事者は四高wikiに関わっていなかったこと、などが分かっており、謎は深まるばかりである。

 

(匿名性を前提に成立している以上、犯人探しは不適切である。)

 

(元の事件から数えて2日後の深夜)現在、クラスマッチアイス販売事件のフォームの、以前の投稿と削除要求の文章は何者かによって削除され、内容も以前の抽象的なものから、当事者を一方的に批判するものとなっている。

 

元の事件から数えて3日後の朝、「クラスマッチアイス販売事件をめぐる騒動」のページの本文が何者かによって削除されていたことが確認された。

 

まさしく「しょうもない」。