風景アルバム/共通テスト問題予言

2021年1月に行われた第1回共通テストの国語の時間に起こった奇跡のこと。
センターの国語の大問2は例年小説が出されており、共通テストとなってもその傾向は変わらず『羽織と時計』(作:加能作次郎)という作品を題材とした問題が出題された。
驚いたことに、試験本番にこの問題と対峙した多くの四高生はこの作品に既視感を覚えたという。
そして共通テスト終了後、驚愕の事実が判明した。なんと、2021年に実施された四高の第1回実力試験の国語の大問3に『羽織と時計』を題材とした問題が出題されていたのだ。この実力試験は休校期間中に行われ、一部から強行開催だ、という批判が上がり一部生徒はボイコットに動くなど議論を巻き起こした試験だったが、問題を的中させたことでまさかの汚名返上を果たしたと言えるだろう。担任室も鼻が高いに違いない。